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【CB400SF/SB】ホンダCB400SF/SBが生産終了の危機に!!その真相とは?

お疲れさまです。

 MORIJ Rider(@MorijRider)です。

 スクーターにも乗ったことがない50歳のおじさんが突然バイクに目覚め、普通自動二輪許を取得しレンタルバイクで無事に公道デビューをはたすことができました。

突然ですが、最近バイク関連のニュースでよく目にするのが、ホンダ CB400SF/SBが生産終了か?という衝撃的なニュースです。

30年近い歴史と存在感を併せもつホンダCB400SF/SBを、まさか生産終了にするわけが、、、と思っていた訳ですが、ここ最近のニュース記事を見ていくうちに全く可能性がゼロではないことが少しづつ見えてきました。

名車CB400SF/SBを生産終了にしなくてはいけない事情とはいったいどんな真相があるのでしょうか?

今回はバイク初心者目線でこのテーマについて記事にしましたので最後までご覧いただけると嬉しいです。

というわけで今回は、

こんな方におすすめ

  • ホンダ CB400SF/SBってどんなバイク?(おさらい)
  • ホンダ CB400SF/SBの生産終了って本当?
  • 歴史あるオートバイが消えていく理由とは?
  • ホンダ  CB400SF/SBファンはどうすべきか?

個人的にも少しドキっとする内容のテーマとなりますがよろしくお願いいたします。

    おばあちゃん
    おばあちゃん
    あんた!
    ブログとか書いて適当にリモートワークしてると会社クビになるんちゃうか?
    おばあちゃん!
    そんなことよりホンダ CB400SF/SBに関する大事なニュースを記事するよ!
    モリジェーライダー
    モリジェーライダー

     

    ホンダ CB400SF/SBとは?

    CB400 SUPER FOURは、ホンダが発売している排気量400cc並列4気筒のネイキッドタイプのオートバイで、1992年4月に初代CB400 SUPER FOURが発売され、2005年3月にハーフカウルを装備したCB400 SUPER BOL D'ORが追加されました。

    当時(1989年)のホンダでは、「プロジェクト BIG-1」“新しい時代にふさわしいホンダのネイキッド・ロードスポーツモデルはどうあるべき?”と呼ばれる計画が進行しており、1991年秋の東京モーターショーで伝説のCB1000 SUPER FOURというコンセプトモデルが発表されました。


    写真は2019年東京モーターショーより

    その400ccバージョンとして登場したのが、CB400 SUPER FOURというわけです。

    ホンダ CB400SFの歴代シリーズ

    CB400 SUPER FOURは、1992年からのロングセラーバイクで現在でも改良を続けながら熟成されている国内唯一の400cc並列4気筒モデルでトップクラスの動力性能と抜群の知名度を兼ね備えたオートバイなのです。

    ホンダCB400SF歴代マシン


    CB400SF(NC31)

    ”PROJECT BIG-1″のCB1000SFより先に発表。

    当時人気のゼファー400のコピーとも言われていましたが発売と同時に大人気に!

    今見ても全く古さを感じさせない完成度の高さがみて取れます。


    CB400SF HYPER VTEC(NC39)

    ’99年にフルチェンジで型式もNC39へ変更。

    最大の変更点はバルブ切り替えシステムの”ハイパーVTEC”が装備されました。


    CB400SF SPEC3(NC39後期)

    ’03年にハイパーVTEC作動域を6300rpmに下げた”ハイパーVTECII”を経て熟成した”ハイパーVTECIII”に進化!

    またブレーキまわりも強化対策を実施。


    CB400SF/SB Revo(NC42前期)

    ’07年に排ガス規制により”PGM-FI”化。

    ハイパーVTECIII”は”ハイパーVTEC Revo”へ回転数だけでなくアクセル開度にも対応!


    CB400SF/SB Revo(NC42後期)

    誕生から25年目の2017年10月モデルからはヘッドライトがLED化。

    2018年11月発売のモデル(2019年モデル)からABSが標準装備。

    ホンダ CB400SF(NC42後期)のスペック


    ホンダ CB400 SUPER FOUR

    スペック

    • 車名・型式:ホンダ・2BL-NC42
    • 全長:2,080㎜
    • 全幅:745㎜
    • 全高:1,080㎜(SB:1,160㎜)
    • ホイールベース:1,410㎜
    • 最低地上高:130㎜
    • シート高:755㎜
    • 車両重量:201kg(SB:206kg)
    • エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
    • 総排気量:399㏄
    • ボア×ストローク:55.0×42.0㎜ 
    • 圧縮比:11.3
    • 最高出力:56PS/11,000rpm
    • 最大トルク:4.0kg-m/9,500rpm
    • 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
    • 燃料タンク容量:18L
    • ブレーキ形式 前・後:油圧式ダブルディスク・ディスク
    • タイヤサイズ前・後:120/60ZR17M/C・160/60ZR17M/C
    • メーカー希望小売価格(税込):88万4400円*BK/92万8400円(スーパーフォア)
    • メーカー希望小売価格(税込):104万0600円*BK/108万4600円(スーパーボルドール)

      ホンダ CB400SF/SBの魅力

      現行唯一の400cc並列4気筒VTECエンジン

      なんといっても長年に渡って進化をし続けたバルブ切り替えシステムの「 VTEC」エンジンではないでしょうか?

      CB400SF

      「VTEC」とは中回転域では2バルブ、高回転域では4バルブに切り換わるシステムで、2007年のモデルチェンジで”PGM-FI”化や排気系を大きく見直し「ハイパーVTEC Revo」と名前をかえ、現在販売されている400cc並列4気筒バイクのなかでは最高出力の56PSを発揮します。

      扱いやすいハンドリングと高性能エンジンとのバランスは今や完成の域に達しているのではないでしょうか?

      多くの教習所でも使用されている

      CB400 SUPER FOURは初心者でも非常に扱いやすいバイクなので、ほぼ全国の教習所で教習用バイクとして使用されており、たくさんのライダーさんは一度はお世話になったことがあるオートバイではないでしょうか?

      教習車のCB400 SUPER FOURの乗りやすさが忘れられずに1台目の愛車にCB400シリーズを選んだ方も多いそうです。

      ちなみに教習車は市販車用のCB400 SUPER FOURより過酷な使用状況での耐久性UP、走行性・操作性・足つき・エンジン出力の適正化などに改良が加えられ、市販車用のCB400 SUPER FOURよりもさらに扱いやすいオートバイになっているそうです。

      ホンダ CB400SF/SBの過去販売台数は?

      2015年から2020年までの販売実績推移をみてみましょう。

      CB400 SUPER FOURは2017年まで16年連続で販売台数が1位でしたが、2018年からは首位をカワサキNinja400に奪われました。

      ランキング

      • 2018年 1位 3,138台(Ninja400) 2位 1,840台(CB400SF/SB)
      • 2019年 1位 3,605台(Ninja400) 2位 1,935台(CB400SF/SB)
      • 2020年 1位 2,630台(Ninja400) 2位 2,450台(SR400) 3位 2,231台(CB400SF/SB)

        CB400SF/SBの販売価格はけっして安い価格帯ではなく、CB400 SUPER BOL D'ORについては100万円超えとなるのですが、過去5年の販売実績をみても決して悪くはなく、2020年のコロナ禍ではむしろ販売台数が伸びているのです。

        ホンダ CB400SF/SBが生産終了する真相とは?


        国土交通省は”令和2年排出ガス規制”といわれる新たな排気規制を発表しました。

        令和2年排出ガス規制とは

        • 排出ガスを浄化する”OBD”「車載式故障診断装置」より高性能な”OBD2”の搭載を義務化。
        • 新型車(全排気量)は令和2年12月から適用対象となる。
        • 令和2年排出ガス規制は世界で最も厳しいと言われる”EURO5”と同等の基準。

         ※”EURO5”とは外の空気よりも綺麗というほどの基準だそうです。

        これにより令和2年排出ガス規制に対応しないバイクは、2022年11月以降は生産することができなくなってしまうのです。

        素人考えですが、その”OBD”を”OBD2”仕様にサクッと改造して取り付けたらいいのでは?と思ってしまうのですが、話はそう簡単ではなく”OBD2”は”OBD”「車載式故障診断装置」よりも、さらに高性能な装置で”OBD2”の開発にはなんと数億円単位の莫大なコストが必要となるそうです。

        またCB400シリーズのエンジンは基本設計が古く給排気系以外のエンジン本体にも大幅な見直しが必要といわれており、さらに技術面やコスト面のハードルが高くなってしまうことになるのです。

        そうなると”OBD2”の開発コストは間違いなく車両価格へと跳ね返ってくるでしょうし、もしかすると CB400SF/SBの車両価格が軽く100万越えとなってしまう可能性だってありえるのです。

        そうなると、、、

        販売台数が見込めない

        開発コストを回収できない

         生産終了

        と、いった最悪のシナリオがなんとなく見えてきましたね。

        最近では、CB400シリーズと肩を並べるほどのロングセラーモデルである、ヤマハ”SR400”や”セロー”もファイナルエディションが発売となり生産終了となりました。


        SR400 Final Edition ダークグレーメタリックN(ダークグレー)


        SERROW Final Edition パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/グリーン)

        うわさでは、”セロー”は灯火器の規制、”SR400”はABSの義務化が期限までに対応できたとしても、すぐに”令和2年排出ガス規制”に対応する必要があり、やはりコスト面のハードルが高かったのは間違いなく、その結果ファイナルエディションを発売し生産終了となったと思われます。

        うわさでは、ヤマハ”セロー”と”SR400”は、次々と課せられる規制に対応する必要があり、やはりコスト面のハードルが高かったのは間違いなく、その結果ファイナルエディションを発売し生産終了となったと思われます。

        まとめ

        これまでの経緯で、生産終了となる可能性がゼロではない事がわかりましたね。

        はたしてCB400SF/SBは”SR400”や”セロー”と同じ道をたどり生産終了になってしまうのでしょうか?

        現状では生産終了が決定したわけでもないですし継続のうわさもありますので、いちCB400ファンとしては一喜一憂せず冷静に朗報を待つことにしましょう!

        今回も最後まで読んでいただきまして有難うございました。

         

        • この記事を書いた人

        モリジェーライダー

        はじめましてモリジェーライダーと申します。 原付にも乗ったことがない50歳のおじさんが、何故かバイクに目覚めて中型、大型と免許をとり無謀にも大型バイクまで購入しました。 このブログでは初心者目線で、みなさまのお役に立つバイク情報を発信していければと思います。

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